ホテルやクレジットカード界隈では、マリオットの会員プログラムの統合の発表で盛り上がっているようですが、今回は違うお話になります。
今回は伊豆で有名なわさび丼のお店、「かどや」さんでわさび丼をいただきましたので、その紹介をしたいと思います。
わさび丼で多くの人を魅了する伊豆河津「かどや」
わさび丼といわれても、食べたことがない方にとっては、なにそれおいしいの?って感じだと思います。
ご飯の上にわさびでしょ、なんでそんなものが人気なの?と思いますが、そんなわさび丼でいろいろな人々を魅了するお店が、静岡県の伊豆の河津町にあるかどやさんです。
近くには河津七滝 (かわづななだる)があったり、ループ橋があったり、春になれば河津桜で有名なところですね。
わさび、鰹節、ごはんのシンプルな組み合わせだけどうまいわさび丼
わさび丼は、ご飯の上に鰹節が乗っていて、そこに自分でおろしたわさびを乗せて、というシンプルな丼になります。
シンプルだからごまかしがきかない、わさびの味を楽しめる丼になっています。
注文すると丼より先にわさびが運ばれてきます。
まずはわさびを自分でおろして、丼が到着するのを待ちます。
ある程度おろしたところでわさびをちょっと味わってみると、びっくりしました。
普段食べているわさびと全然違う!
まず甘みとうまみがあって、しっかりと辛みも楽しめるという不思議な味体験です。
これが丼になるとどんな変化を楽しめるのでしょうか。
ちょうどわさびをおろし終わった頃に到着した丼にはごはんと鰹節。
そこにおろしたわさびを乗せて、しょうゆをかけますが、しょうゆはわさびに直接かからないよう、周りにぐるっとかけます。
しょうゆがかかったあたりのごはんとわさびを一緒に口に運ぶと、わさびの香がふわっと口から鼻に広がり、舌には甘みを感じます。
あれ?辛みがない。
普段のわさびとは違った反応に、体が少し落ち着かない感じもします。
わさびの甘みとうまみが楽しいので、ちょっと調子に乗ってわさびを多めに口に運びます。
…ゲホゲホ、今度は辛みがしっかりある。
やっぱりちゃんとわさびでした。
わさびの量なのか、わさびの部位なのか、原因はよくわかりませんが、わさびの甘みとうまみを強く感じる部分と、ちゃんと求めていた辛みを感じる部分と、わさび丼を食べ終わるまでにふたつのアンビバレントな感覚を楽しむことができました。
そのふたつの感覚がどんどん箸を進めてしまうため、あっという間にわさび丼はなくなり、完食。
孤独のグルメの五郎さんのようにおかわりを頼みたくなる気持ちがよくわかりました。
孤独のグルメに出川哲朗、店内にはたくさんのサインが
かどやさんは有名店ということで、お客さんも多いですし、店内にはたくさんのサインが置かれていました。
孤独のグルメの井之頭五郎役の松重豊さんや、充電バイクの旅の出川哲朗さんのサインがありましたが、それ以外にもたくさんのサインがあって、飾り切れていないのかなという状況です。
伊豆に行くなら足をのばして不思議体験
わさび丼だけのためにわざわざ、という方も多いとは思いますが、かどやさんのある伊豆はいい温泉や観光スポットなどもいろいろありますし、気候も穏やかで冬は割と暖かかったりしますので、わさび丼だけではなく、伊豆を満喫する際のひとつのオプションとして検討されてはいかがでしょうか。
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