いい音を持ち運べるSonyのウォークマンZX300とSHUREの超高性能イヤホンSE846で、どこでも音楽を楽しく聴いています。
今回はそのZX300とSE846の組み合わせで聴いていて楽しい田中秀和さん作曲の音源をご紹介したいと思います。
可能であればハイレゾ音源でお聴きになるのをおすすめします。
でも、ZX300ならDSEE HXという機能で音源をハイレゾ相当にアップスケーリングしてくれますので、それでも十分かと思います。
ご注意-音楽素人の感想ですので異論反論大歓迎です
ひとつご注意いただきたいのは、この記事は音楽の素人の感想がメインの記事だということです。
音楽理論を学んできたわけでもなく、作曲家でも編曲家でも何でもない一素人の感想ですので、軽い気持ちでお読みいただければと思います。
もちろん、異論反論大歓迎です。
「田中秀和さんはもっといい曲を作っている!」「こっちの曲の方がすごい!」などありましたら、コメントいただけますと幸いです。もっといろいろ聴いてみます。
では、それを踏まえていただいたうえで、打線の発表です!
スター性抜群!OP・ED曲軍!
今回はアニメのオープニングやエンディング曲を集めたスター軍団のOP・ED曲軍です。
正統派な曲からなかなかの曲者曲まで、バラエティに富んだチーム編成になっています。
1番 センター 恋?で愛?で暴君です!
まずはトップバッター「恋?で愛?で暴君です!」です。
この曲はアニメ「恋愛暴君」のオープニング曲です。
出だしからなんじゃこりゃ感満載なのですが、Wake Up, Girls!さんのイメージに合ったかわいい感じのメロディに徐々に変わっていって、サビに入った頃にはその魅力につかまえられて離れられない状態です。
畑亜貴さんの歌詞とあいまってとってもchaosな感じがまとまっているのがすごいと思います。
トップバッターからホームラン30本くらい打ちそうな強打者登場といった感じがします。
2番 セカンド PUNCH☆MIND☆HAPPINESS
強打者2番理論で「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」を2番に置きます。
この曲はあんハピというアニメのオープニング曲です。
アニメの内容が、とっても不幸な主人公達が健気に楽しく生きていく感じなのですが、作品に寄り添う田中秀和さんらしく、曲全体に何となくハッピーな感じは漂うけれどもハッピーになり切れない、といった印象があります。
サビのところも盛り上がっているのですが、なんかハッピーになり切れていない感じがするのは私だけでしょうか?
でも、そんなところがあんハピらしくてすごいなーと思ってしまいます。
パンチマインドハッピネスの時間だ!
3番 ライト 花ハ踊レヤいろはにほ
3番はめちゃくちゃ成績残しそうな「花ハ踊レヤいろはにほ」です。
イントロからとってもアニメのオープニング曲みたいな感じがしますが、「ハナヤマタ」というアニメのオープニング曲です。
よさこいがテーマのアニメということで、日本音楽っぽくヨナ抜き音階になっているような感じがします。
イントロとサビは同じメロディだと思うのですが、違う感じを受けるのは転調しているからでしょうか?
知らないうちに転調していて、気づいたときには涙が出ている、というのが田中秀和さんの曲の特徴だと勝手に思っていますが、この曲もそんな曲のひとつかなと思います。
首位打者狙えます。
4番 サード Star!!
不動の4番はTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSのオープニング曲の「Star!!」です。
ワクワクするイントロから、アイドルたちが緊張しながらも舞台に向けて準備していく感じで進んでいき、舞台袖からステージへ駆けあがっていく、というアニメと歌詞のイメージそのものを曲で表現するというのはすごいことだと思います。
このイメージは歌詞とオープニングアニメーションに引っ張られている部分もあるかもしれませんが、曲だけ聴いていてもそのイメージが浮かんでくるというのは、三位一体になってワクワク感、緊張感、達成感を表現しきっているということかなと思います。
アニメが終わった今でも、「慣れないこのピンヒール」から「ガラスの靴に」のところでぞわぞわっとして涙が出てくる感じが止まりません。
この短い時間のところで音楽的に何が行われているか素人の自分にはわかりませんが、感覚的にすごいことが起こっているんじゃないかと感じています。
一度は聴いてみていただきたい曲です。
勝負強い、頼れる4番打者です。
5番 ファースト めいあいへるぷゆー?
「サーバント×サービス」というアニメタイトルからはあんまり想定できない、お役所で働く人たちを描いたアニメのオープニング曲「めいあいへるぷゆー?」が5番打者です。
こだまさおりさんの歌詞と、茅野愛衣さん、中原麻衣さん、豊崎愛生さんの声もあいまってかわいらしい感じに仕上がっている曲です。
特徴的なイントロのメロディで始まって、アニメの雰囲気のちょっとchaosなところも醸し出しながら、公務員らしくだんだんとまとまってきて、最後はイントロのメロディと同じメロディで締める、予定調和、という感じがします。
残ったランナーをしっかり返してくれる、仕事のできる5番打者です。
6番 ショート スキノスキル
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」というアニメのエンディング曲の「スキノスキル」が6番打者としていい働きをしてくれそうです。
ちょっとおっ、と引っかかるイントロのメロディから始まって、静かな印象ですが、曲が進んでいくにしたがって、同じメロディでも楽器が増えてきたりして、サビに向かってにぎやかになっていく感じがします。
その感じは、主人公がちょっとチートっぽいですが、いろいろなスキルを身につけて困難を克服していって、いつの間にか仲間が増えていって、いつの間にかみんなが主人公を好きになっているという、アニメの物語を表現しているようにも思えます。
作品に寄り添うのが田中秀和さんの特徴だと再確認できる曲のような気がします。
7番 指名打者 7 Girls War
「7 Girls War」はアニメ「Wake Up, Girls!」のオープニング曲で、テレビ版では3話くらいから流れていたような気がします。
この曲は神前暁さんと田中秀和さんのお二人の名前が作曲者としてクレジットされています。
アイドルソングといったイメージな感じがありますが、Wake Up, Girls!らしい元気さが満載の曲ですね。
ただ、「だって君がそばにいるから」「もっと強く想いを込めて」のあたりなど、サビの部分で転調というのでしょうか、なんだか普通じゃない音の連なりが出てきて、おっと思います。
Wake Up, Girls!は王道ではないけど、エッジの効いたアイドルだ、と自己紹介しているような感じもしました。
8番 キャッチャー 恋は渾沌の隷也
ほんとうにSAN値がピンチになりそうな「這いよれ!ニャル子さんW」のオープニング曲、「恋は渾沌の隷也」が扇の要のキャッチャーです。
全体的に疾走感というか、スピード感があってあっという間に終わってしまう感じがする曲なのですが、ただの電波曲というわけではなく、エキゾチックな感じがあったり、日本音楽っぽいところがあったり、全体的にchaosでニャルラトホテプの気味悪さがにじみ出ているような気もします。
なんかよくわからないけどすごい!と思ってしまう一曲です。
ちょっとchaosなところもありますが、先発投手との相性はバッチリです。
9番 レフト 灼熱スイッチ
アニメ「灼熱の卓球娘」のオープニング曲「灼熱スイッチ」が恐怖の9番打者です。
かわいい感じで始まる曲ですが、スイッチをオンにして、ウォーミングアップで温まった後はとんでもない熱い曲に変わっていきます。
サビに向かうところで、ラリー回数が多くなっていて、ミスできない呼吸の苦しさというか、追い詰められているんだけれどその緊張感がまた楽しいといった感じがひしひしと伝わってきます。
サビに入ってすぐ違和感というか、引っかかるところがあるのですが、なんでかは説明できません。
でも、なんだか田中秀和さんっぽいなとも思いましたし、他の曲では聴いたことがない感覚になりました。詳しい人教えてください。
かわいいからって甘く見ているとスイッチが入ってしまって手に負えないバッターになる可能性を秘めているような感じがします。
先発投手 太陽曰く燃えよカオス
田中秀和さんをこの曲で知った方も多いのではないでしょうか。
「這いよれ!ニャル子さん」のオープニング曲「太陽曰く燃えよカオス」がエースピッチャーです。
名状しがたい感覚ですが、最初聴いたときには違和感というか、引っかかるところしかありませんでした。
多分マイナーコードが多いんじゃないかと思いますが、なのに騒がしいというのは、なんだか引っかかる感じでした。
何かを積み上げていく感じがするのですが、いつの間にかそれが全部崩されているというか、言葉が通じないというか、ニャルラトホテプというちょっとロゴスを超えたパトスの存在が来たー!やばいやつきたー!みたいな感じがします。
何を言っているかわかりませんが、ちょっと名状しがたい感覚に陥る曲だということは言っておきたいと思います。
キャッチャーとの信頼関係とchaosさは抜群です。
中継投手 day by day
アニメ「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」のエンディング曲「day by day」が優秀なセットアッパーです。
先発のエースが癖の強い剛速球を投げ込んでくるタイプとすれば、「day by day」はきれいなボールをコースに投げ分けて打ち取る軟投派タイプといった感じです。
ゆっくりとした曲なんですが、音と音の間が飛ぶというか、あまり聴きなれないメロディの運びな気がするのですが、それが心地いいという、職人技のような感じのする曲です。
鹿乃さんの声とあいまって、なんだか浄化されていくような気がして、ぐっすり眠れる感じです。
きっとピンチでランナーがたまってもきれいさっぱりいなくしてくれるでしょう。
抑え投手 グッドラック ライラック
「グッドラック ライラック」は、アニメ「アニメガタリズ」のエンディング曲で、伸びがいいストレートが武器のストッパーです。
Aメロの「ふくれた顔も強いけど」あたりで落差のある変化球、サビの「グッドラック ライラック」でホップする剛速球を投げ込んできます。
アニメのお話から行くとchaosな劇場型のストッパーにも思えますが、曲自体は渋谷系音楽のおしゃれな感じがして、しっかりと抑えの役目を果たしてくれそうです。
もっといっぱいいい曲あるよ!異論反論大歓迎
OP・ED軍の打線はこのような形になりました。
1 中 恋?で愛?で暴君です!
2 二 PUNCH☆MIND☆HAPPINESS
3 右 花ハ踊レヤいろはにほ
4 三 Star!!
5 一 めいあいへるぷゆー?
6 遊 スキノスキル
7 指 7 Girls War
8 捕 恋は渾沌の隷也
9 左 灼熱スイッチ
投 先 太陽曰く燃えよカオス
中 day by day
抑 グッドラック ライラック
田中秀和さんの曲はいい曲がたくさんあって、なんだか1チームでは足りない気もしてきました。
「なんでこれ入ってないんだよ!」「これもいい曲だよ!」などありましたらコメントいただけますと幸いです。聴いてみます。
多分そのうちもうひとチームくらいできそうな気がしますので、またチーム編成を練り直してみます。
田中秀和さんのハイレゾ音源はこちらから購入できますよ。
いろいろ聴いてみてください。きっと好きな曲が見つかります。
第2弾のアイドル曲編はこちらからどうぞ。
→MONACAの田中秀和作曲の神曲で打線組んだ!名曲ぞろいのアイドル編
作詞家さんもまとめてみました。
→ちょっと疲れたあなたにおすすめの作詞家8選-泣ける、笑える、震える、言葉の魔術師
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