ミシュランガイドに東京版が追加されてから10年ほどが経つようで、外国の方にも日本の食の豊かさや素晴らしさが浸透してきたように思います。
ミシュランガイドというと、星がついている高級なお店のイメージが強いと思いますが、それ以外にもお手ごろな値段でもおいしいお店というカテゴリーがあります。
それが、ビブグルマンというもので、5,000円以下で食べられるおすすめのレストランをまとめて毎回発表しています。
今回は以前ミシュラン東京のビブグルマンに掲載されたラーメン店である「自家製麺伊藤」銀座店さんに行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
お店はコンパクト。メニューはシンプル
自家製麺伊藤さんは東銀座駅から徒歩3分、銀座駅から徒歩5分のところにあります。
ビルの地下の飲食店が集まっているところの一角にあるお店で、店内はコンパクトにまとまっていて、約10席ほど席があります。
メニューは中華そば、肉そば、比内鶏そば、つけそば、チャーシュー丼、卵かけ丼などがあり、比較的シンプルでわかりやすいですね。
こだわりの中華そばはシンプルだけど煮干しのコクがうまい!
今回は中華そばを注文してみました。
こだわりが書かれたカードがありました。
ラーメン一杯に自信を持っているということが伝わりますね。
しばらくすると中華そばが来ました。
書いてはありましたが、見た目はとってもシンプル。
トッピングはネギだけです。
まずはスープを一口。
煮干しの香りが鼻に届いて、そのあとに煮干しのうまみがこれでもかというくらい口の中に広がります。
これが麺と絡まるとどうなるか。
麺は堅めの中太麺でしょうか。
噛み切るのが心地いい食感の麺です。
煮干しのコクがいっぱいのスープと、噛み応えのある麺が合わさって、口の中にうまみが広がっていきます。
口の中で噛めば噛むほど煮干しがブワッと口、鼻を駆け抜けていきます。
歯切れのいい麺は噛んでいると気持ちよく、どんどんと麺が口に運ばれていきます。
あっという間に麺がなくなり、最後にうまみ満載の煮干しスープを飲んで終了です。
煮干しのうまみが爆発!煮干しが苦手な人にはどうか?
全体的な印象は、やっぱり煮干し、煮干し、煮干しですね。
煮干し好きにはたまらない一杯になっていると思います。
煮干しがあまり得意でない方にはあまり合わないかもしれないなという印象です。
やっぱりラーメンは相性や好みが大きく評価を左右しますよね。
スープと麺とネギだけという、シンプルなラーメンだけに飽きが来るかな、と思っていたのですが、一杯食べきるまで飽きが来ることはありませんでした。
やはり素材にこだわって、さらにスープと麺との相性にこだわって作られた一杯だということですね。
煮干しがお好きならぜひ試していただきたい一杯です。
今度は肉そばや比内鶏そばも試してみようかと思います。
こだわりぬいているお店なので、きっとエッジがきいた一杯になっているんじゃないかと思います。
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